炎鳳負け、豊山勝ち。「いやー、いい相撲見せてもらいました。」と解説(舞の海秀平さん)。そうかもしれないが、なんとも変な感じ。歓声ないから、テニスや卓球と違い力士は声を全く出さずに勝負することを知る。卒業式の総練習みたいだ。見ているうちに違和感緩むのは、真剣勝負のもたらす妙。
無観客なのにぐるり観客席。観客以外、すべて通常通りということ。コロナウイルスがもたらす心理的な不安感を鋭く可視化するテレビ画面。神事と言われる相撲の歴史的な文化性から来るのかな。寂しいことは寂しいが、敬虔な祈りみたいな気持ちもわいてくる。