カウンター

TMさんの読書感想

先日の読書交流会『ほんのおつきあい』後に、TMさんが送ってくれたメール(掲載了承済み)を紹介しよう。実に読んでいる(感)、内容だけでなく、読書の方法も随分と考えている。読書=命みたいな姿勢に驚く。守備範囲が広いことにも。

          ……………………………………………

昨日は慌ただしくすみません。取り急ぎ、札幌に戻る途中でまとめた感想と画像を送ります。死ぬ前に本が読み切れない不安があると言う知人が、20万円もする速読術のキットを買っていました(結局はゴミになったよう)。私もまだまだ読みたい本がたくさんあります。読書会に参加することで、読書時間が増えてきたことをうれしく思います。


大石真著『チョコレート戦争』。ショーウィンドウのケーキのお城と特別な日にしか食べられないケーキに憧れる気持ち。モノが手に入りすぎる時代、忘れていた大事な気持ち。

サマーセットモーム著『読書案内』、モーム大先生。ベストセラーをすぐに読むな(読み手によってとらえ方が違うので)、偉大な文学でもつまらないところは読み飛ばす、80年前に書かれた読書法。ここで取り上げられた文学は読んでみたい。月と6ペンスも再読予定。

行方昭夫著『英会話不要論』。 すべてがごもっともで自分への励ましになる。英語学習はライフワーク。英文法不要論とか、楽して英語が話せる本を買い続けます。

山根一眞著『スーパー書斎の遊戯術』。目次を見ただけでワクワクする。スマホみたいなモノが欲しかった、だけどスマホそのものも想像できなかった。たかが20年前の話。これもエクレアと同じ。今どきの若者にはわかってもらえない喜びと思いつつ、現在、飼っているSony のロボット犬 aibo のハイテクには驚かない自分もいる。                      2018.11.26 TM

http://booklog.jp/users/namikazetateo