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誕生日晩餐

鏡に映る自分は年相応だが、周りの人からは実年齢よりも少しは若く見えるのじゃないかなあなんて思っている。テレビでインタビュウ受けている男性の年齢が同じくらいだと「俺もこんな感じなのか」と少々がっかりする。長靴、ジャンバー、作業ズボン、野球帽・・・・違うのは軽トラか軽4輪だけであとは同じ風体。俺は白髪だけど未だ髪があるし、前と違って腹も出てないし、なんて思っても「同じですね」とママヨさんの一発回答。自分の本当の姿は自分ではわからないというか、かさ上げするものなんだね。「向こうの方が若く見えますよ」と言わないところが彼女の優しさ。この前、三つ編みのママヨさんを「若見えおばあさんだ」と喜ばせてあげたのになあ。逆効果だったかなあ。

 

目標の72歳になった波風氏。「これからは、好きなことしてやる」と意気込んでもそれが何か浮かばない。それは、好きなことしかしていないせいだと思う。誕生日の今日はご馳走だとはしゃいでも、何を食べたいかと聞かれて思いつかない。それも同じ理由だろう、昨日、チーズケーキを作ってくれたママヨさんがそう言っている。天婦羅とか寿司とか赤飯とか牡丹餅とか・・・・食べてるしなあ・・・・すき焼きとかウナギとかもそれほどなあ。
この頃しばらく食べてないのがあった。72歳誕生日の晩餐は『餃子』で決まり。大事なのは、「72歳の誕生日を餃子で祝った」という記憶。せっせと餡を包まねば。こういうのは次の年も同じになる可能性がある(笑)

 

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