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イチゴ畑よ 永遠なれ

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何時かは終わる、と思いながら掘っていた家の前の穴。小石と粘土だらけの地面を掘り下げ、木の枠をはめ、杭を打つ。2坪ぐらいの穴、時々さぼりながら3週間。鈴なりのイチゴを夢想しながら、今年一番の晴れ日につき今日の労働は30分以上。

 

波風氏のここ最近の決め言葉「ノンビリやってもいつかは終わる」は、少し前までの「パッパッと急いで終わらせる」と真逆の意味。ママヨ思想に洗脳せざるを得ない老齢化に浸されていく真実。スローライフという高尚さはないが、ノルマも急がせる人も無く、自分のペースで身体を動かすのは思いの外楽しい。随分と無理していたのかなあ、周りを無理させていたのかなあなんて昔のことを思う。少し甘くて酸っぱい懐かしい記憶、イチゴ畑よ永遠なれ。

 

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