カウンター

世界に広がる脱福島スピーチ

 朝日新聞(6月8日)2面「ひと」に、「脱原発スピーチが世界に広がる」の見出しで、福島の武藤類子さん(58歳)の紹介。
●福島に生まれ東京の大学を出て故郷に戻り、養護学校の先生に。原発には無関心だった。
チェルノブィリ事故から勤務していた学校の防災訓練で原発事故の想定を提案したら職員会議で爆笑された。
●孤立感の中、脱原発運動に身を投じ、自力で山小屋を建て9年前に喫茶店開店。太陽光を使い、畑を耕し、3.11に全てを失う。
●「私たちはヒバクシャになったのに加害者は?」…国や東電の刑事責任を問う告訴団長に。
 
 新聞では、昨年9月の脱原発集会(この動画↑)で6万人を前に、「山小屋で本を読むのが好きな物静かな女性が〜怒りを秘めた東北の鬼になっていた」と評され、集会の動画がインターネットで何万回も再生され各国で出版の話が進んでいるらしい。
             ・ ・ ・ 
 詳しくはわからないが、武藤さんは職員室の中でよほど変人扱いされたのだろう。原発ムラの学者さんがその筋からお金をもらって嘘をつき、反原発の学者さんが筋を通して厳しい研究生活を送っている。
             ・ ・ ・
悪い人は、あんな感じになるんだなあと勉強する「大飯原発再稼働」宣言の総理大臣の昨日の姿。早口君と違い(笑)勇気も覚悟も無い僕だけど、孫子の代まで不安が続くような悪事にだけは賛成しないように気をつけようっと。

http://booklog.jp/users/namikazetateo