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脳ドック 真剣な悩み

脳ドック受ける。少し早めに行ったら、予定が無いのですぐに検査しますと首筋の血管スキャン。脳と繋がる動脈と静脈も検査するのか。
少し尿意を感じたが、10分ぐらいというので安心して首筋を任せた。

 

さて、それではトイレに行こうかと首筋のゼリーを拭き取り、長靴を履いていたら本番のCTスキャンのお呼び。「えっ、早っ」で下半身の事情忘れ台の上に乗せられ、頭にプラスチック製の目の粗いザルみたいのを被せられて、するするとトンネル奥に。耳栓していても検査音が甚だしくうるさい。
いや、そんな音なんかどうでもいい、秘めた苦しみが突然に意識化された。おっ、俺はウンコ(オシッコは別にしたくない)したいんだよー。はたと思ったのは、この「したい、したい」は脳波にある種の影響を及ぼすかも知れないという不安(笑)。いくら考えても思いつくはずはないのだが、何かを必死にしぼり出すように考えないとリアルなのが搾りされるかもしれない恐怖のトンネル地獄。先日見ていたTVの人体ドキュメント『肛門』の場面なんかが脳裏を去来する。

 

無事でした(笑)。検査途中で、「もう駄目です」と言ったらどうなったんだろうなあ。そういう人もきっといるだろうなあ。
人生2回目の脳ドックだと思っていたら4回目だった。

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