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テレビ学習

新年最初の『100分de名著』、難解な『資本論』講義の全4回(計100分)。元本は相当素養なければ読めないが、上っ面ぐらいは触れたいとnhkテキストも買ってくる。貧困格差、温暖化、差別、そしてコロナ感染、こうした現象の根本原因と解決の道筋を知るヒントにつながれば嬉しい。年頭、核廃絶で注目してきた坂本龍一さん(69歳)の「資本主義のあり方を根本的に見直さなければ人類の未来はない」という訴えにも後押しされた。予習しながらテレビ学習、やたら鉛筆の傍線😁

 

第1回の今週、「商品にふり回される私たち」で、マスクや「Go to キャンペーン」も例に、巧みな司会(伊集院光)と若手理論家(斎藤幸平)で今の社会危機・矛盾の説明。資本主義社会にすっぽり埋まった身は理解甚だ難しいが、コロナ禍が起こるべくして起きたという予感。2回目「なぜ過労死はなくならないのか」、3回目「イノベーションが『クソどうでもいい仕事』を生む?」、最終「コモン(共同)の再生」。名著ばかりの番組でいつも難解だが、今回は意外にすいすい入ってきそう。問題意識がはっきりしているからかなあ。

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