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芸に笑う

こういうものだ、という固定観念を、タイミングのよい言葉一つで揺さぶりそれが妙に可笑しい。論理だけでなく、時間や空間も言葉だけで自在に操り、経験したことのない笑いに導く。

 

説明不可の可笑しさをあえて書いてみる。「知識は水だ。独占してはいけない」、「間違いはふるさとだ。誰にでもある」、「もう誰かのせいにするのはやめよう」、「できないときは、できないと言おう」。こんな面白くも何ともない紋切り型の言葉で笑わせ、それが実に面白い😄ことを実感させられる。加えて、「時を戻そう」、「どこを向いているんだ相方?急に正面が変わったのか?」といった時空操作に痺れる😄。上手いのか下手なのかはわからないが、言葉を使った芸。

 

変化しない閉塞感というか、多様性認めない失望感というか、弱いものが生きずらい現状に対する何かを感じさせるマンザイ。年末のTVにて。

 

 

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