この奇妙なカタツムリみたいな虫、名をロイコクロクディナムという寄生獣、いや帰省中、いやボケてる場合で無く吸虫属の寄生虫。カタツムリの触角に寄生してイモムシのように擬態し、だまされた鳥がこれを捕食し、鳥の体内で卵を産み、鳥の糞と共に卵が排出され、その糞をカタツムリが食べて再びカタツムリに侵入する、とサイトに。
カタツムリ本来の頭とは似もつかない奇妙さ｡既にカタツムリはこの寄生虫に全てを奪われ、本来は葉の裏で暮らすのに、鳥に食べられるよう表に出て来て芋虫２匹に変態しうねうねと。こっ、こわー、気持ちワルーっ｡当地で撮影したSNさん、変なカタツムリがいると思ったそうだが、調べてみると寄生虫。日本人で発見できるのは珍しいとのこと｡
ナメクジを食べた人がいて、珍しいタイプの髄膜炎にかかり１年以上も昏睡状態が続き、意識が戻っても首から下の麻痺は治っていないとのこと｡食べるのはどうかと思うが、虫の智恵というか遺伝子の残し方というのはものすごいものだね｡
