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バスに乗る。

暮らしの乗り物

バスに乗った。前回がいつだったかわからない。それぐらい久しぶり。当地では初めてかもしれない。
バスが苦手なのは、大学受験初日に慌てたからだ。前日下見しなかった報いなのだが、その後もずうっと苦手だ。目的地まで行けるのか?、小銭を持っていたかな?、番号札を取り忘れていないか?なんことを考えるのなら歩いた方が良い、と考えてしまうからだし、車に乗るようになってバスを忘れていた。今回の一大冒険は…。

最近、歩いている。この前、約1時間ほど、一万歩歩き身体の調子が良い。万歩計に万歳の小さな動画が出てきて祝福もしてくれる。除雪は意外に歩数を稼げず、せいぜい千五百歩どまり。そんなわけで、雪も降っていないので親友のママヨさんと八千歩先の店に買い物に行った。長靴(除雪してない歩道多し)+リュック(図書館にも寄る)+帽子付き外套で老人たちが出かける。店の用事が長くかかったこともあり、予想以上の疲労度。「ご飯食べてから帰ろう」と即決の合意。すると元気が出て周りを眺める余裕も出てきてバス停発見。「このバス、家まで行くよ」とママヨさん。すると向こうから、そのバスが来るではありませんか。

バスに日常の暮らしを感じた。仕事や用事の電車と違う。家の直ぐ近くで降りて一人220円。「降ります」の赤ランプとピンポンの確認音が懐かしい。一人220円。行きの歩いた分は220円分だったんだ。2人で440円、これで何が買えるかなあ。

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