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不滅の『太陽の塔』

このインパクト、何なのだろう


今日、表ブログに新聞の切り抜きを乗せて思い出した『太陽の塔』の切り抜き。

テレビや写真でしか見ていない1970年大阪万博太陽の塔』。この画像が載った新聞(9/23朝日新聞)に、「素朴で無邪気にして神秘的。どこか寂しそうな表情もたたええ…」、「どこか孤独な表情は、大衆性と孤高のはざまでさまよった芸術家の、葛藤の表れ」の言葉。

この新聞の塔は、理屈抜きの刺激を与えてくれる。この?ヶ月、居間の壁に貼って毎日見ていた。何とも言えない手触り感というか、過ぎ去った時間というか、メイン会場の大屋根から突き出た塔の時とは全く違う孤高の彫刻、いや現代の仏像みたいだ。
一昨日のTVで、建築家の安藤忠雄氏が吊り屋根の代々木国立競技場(丹下健三作)を世界遺産にすべしと称賛していた。そうなんだ。だが、国家的行事で建設されその後、心に沁みるという意味では塔を挙げたい。いずれも本物を見ないで言っているからあてにはならないのだが。

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