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夜中の哲学

今年は悪天候で不漁

毎日、トイレットペーパーを最後まで巻き取る作業に必死の認知症の婦人、それを止めようする介護士さんとの攻防。困り果てた施設が医師に相談すると、これまでの人生を調べてみたら良い、の助言。すると、婦人が若い時からワカメ取りで生計を立ててきたことがわかった、という話を聞いた。身体にこんなふうに記憶が刻まれたり、結果には必ず原因があるというのか。

久しぶりに夢を見た。昆布に絡まれ身動き出来ず必死にもがく悪夢。はあ、はあ息をしながら起きると下半身にシーツがガッシリと巻きついていた。寝相の悪さと、ワカメ取りの話がコラボした夜。布団を敷き直しつつ、「おおっ、寝ながらでも原因と結果の顕著な実例を学ぶ夜中」なんて哲学する波風立男氏。こういう隣人に対するご近所の方のご意見。「寝ている時ぐらい静かにして欲しいです(怒)自分は気ままに昼寝や転た寝しているから良いですけど(涙)、少しは他者のことを考えられる人間になって欲しいですね。もう無理だと思いますが」(ママヨさん談)。いったい、波風氏の身体に刻まれたこれまでの記憶とは?

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