カウンター

包丁の話

まるで、若い頃の波風氏

包丁の話2つ。

朝食の後、テレビを見ていたら、医大生が両手に牛刀(刃渡り約23センチ)とペティナイフ(同約15センチ)を持って歯科医を襲い逮捕されましたと言っている。ふーん、女を巡るいざこざは怖いね、命を救う勉強している学生がこんなことするなんて、と見ていて直後のCMに絶句。白い調理服を着た男が現れ、包丁(まさしく牛刀なんです、これが)とペティナイフ(ええっ)を両手に持って、「このスパスパ切れる包丁を1万円で」、「今買うなら小〜大の4本セットで」なんて台詞が入り、凍ったイカを握ってそれをスッパリ切って耳付きのイカの頭が宙を舞う実演付き。間が悪いというか、絶妙な間と言うか。

昨日、3ヶ月ぶりに包丁を砥ぐ。爪に刃を軽くあて微かに引くとつるつる滑る。これでは切れないに決まってる。ステンレスの菜切り包丁、牛刀、鋼の柳葉包丁をそれはそれは真面目に砥ぐ。いつもふざけている波風氏も一種の儀式みたいに思っているのか神妙だ。玉ねぎの微塵切りも薬味の長ネギも、面白いように切れる。不真面目だと料理の神様から絶対にバチを喰らうはずだ。今春から、1日に1度は握る包丁。一昨日は、朝昼晩のご飯を作った。切れ味良ければ、気分よく台所に立てる。週1で砥石とつきあおうかな。

※数日前、「キャベツと卵のオイルパスタ」を作り美味かった。ブログに書こうと思っていたが本棚整理で疲れてしまい断念。少し前までは「あれもこれも」できたのになあ。

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