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一本で始末

この頃、タオルで風呂上がりの始末している。冬場に濡れたバスタオルを乾かすのは難儀だし、昔はタオルしかなかった。タオルと石鹸箱だけが銭湯通いの必要道具で、ある時に粉シャンプーが加わり、それが液体に替わり、リンスなるものも入り、浴用道具が格段に増え運搬のために自家用洗面器が必要になった。銭湯に行かなくなった60年代末、家にバスタオルがあったかどうかは思い出せない。消費社会はやたらとものが増え捨てさせる。余談だが、タオルケットも70年代初頭出現の最新夜具だった。

 

タオル一本で濡れた身体を拭き切るのは実に気分爽快。老人が言うのもなんだが、大人になった気分だ。周りに迷惑かけずに手拭い一本で湯上がりの始末するのは、江戸しぐさの一つだった気もする、親が子に身につけさせる基礎的な所作、身辺的な自立の行いに挙げていた。身体のどこから始めてどこで終えるか、畳んだタオルをどう合理的に使いこなすか、なんてことを考えると風呂も意外に楽しい。身体を洗う大事さは承知しながら、いちいち脱衣着衣し、繰り返し湯船に出入りするのは面倒だが、さらに面倒なことを最後に加えるとあら不思議、風呂が楽しくなってきた😄タオル一本を、朝の洗顔から使い始めて、風呂上がりで使い終わる(洗濯物)サイクルも気分がいい。

日記 3年

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1日分がノート3行、1週間分1頁。大工仕事や確定申告作業等その日一番働いたことを1行目、その下に衣食住のこまごました一言メモ。完全退職後から始めて早3冊目が終わる。毎年、映画『カギ泥棒のメソッド』に出てくる楷書文字のようにと決意するがならず、せめて丁寧にと思うが即グダグダ。

 

お便り出したとか、何かいただいたとか、ウドン作ったとか。どうでもいい記録だから再読はほぼ無し。歩数記録と返却日に貼り付けた図書館貸出控えだけは役立ってる。体重・血圧・脈拍はスマホに記録して楽しんでる😄波風氏の日記は、1日1回「書く」こと自体に意味。だから続いてる。

 

ママヨさんは、家計簿や日々の三食をまめにつけている。波風氏の入浴なんかも記録していて「お風呂からの逃亡、今日で○日目ですよ」なんて、油断ならない。見たことはもちろんないが、日々の内心も書いている本格的な日記なようで何となく恐ろしい😢

赤い花 咲く

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マリリス咲く。直径20センチの大きな花。四方のうち二方向満開。若いうちはオレンジ色だつたのが、だんだんに赤み増し濃い橙色に。若々しくて大人っぽく、二十歳の花らしい。予報で曇り雪が雨に。ストーブ消してもしばらくは20度の室内、乱雑な本棚整理する。

ママヨさん言行録【すっぴん】

テレビで化粧品のコマーシャル。使用前、使用後の顔を並べて「こんなに違うでしょう」とやっている。

 

「すっぴんに耐えられる顔かなあ」とママヨさんの方を向いて(決して目を見ないようにして)言ったら、「大丈夫です、耐えるのは私でなくて世間の方々ですから」。ママヨさんは無敵である。

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